オルガニート弾き 古森無職

暗殺の森、ベニスに死す、恐るべき子供たちを見た。暗殺の森は最上位で、ベニスに死すはベストかもしれない。恐るべき子供たちはテーマ曲が抜群に良かった。

ローレライα当たってやっとディクエクス安定してきてラック15。

体調悪いので暫くお休み😴

と思ったけど見たやつだけ…映画 ちびまる子ちゃん 大野君と杉山君。劇場版を通して別れがテーマみたい。

今日は青春群像とバーシャ! 踊る夕陽のビッグボスを見た。

前者はフェリーニ初期の作品ながら、その後のイメージの断片が随所に表現されていた。気付いたのは、ファウストとサンドラの夫婦とザンパノとジェルソミーナ、芸術家かぶれのレオポルドと8 1/2のグイド、道の綱渡り芸人と線路の上を歩くグイド少年(名前も8 1/2の登場人物)他にも劇場で出演者が8 1/2のラストのように輪になっていたり、狂騒的なパーティなどもあった。面白かったのは、リカルドが有名な老俳優に自分の作品が気に入られ海へ誘われる場面。老俳優に暗闇でこっちへ来いと誘われるが恐怖のあまり逃げ出す…ホモだったのだ。後は車で非労働者が労働者階級を馬鹿にする場面、その後エンストし襲撃される。冒頭の夜道を五人が横並びで歩く場面や、海辺の桟橋で佇む5人の画はクールでカッコいい…多分この5人は監督の分身なんだろう。アルベルトについてくるラッパ吹き、やっぱりクストリッツァはフェリーニが好きなんだな。

後者は今作はダークヒーローで、復讐のためにやむを得ず黒社会に足を踏み入れるラジニ。この人の作品は常に弱者の味方で、虐げられている者を見ると放って置けないのだが、自分の過去の姿を隠すために手を出さない。それどころかその街を牛耳っているボスに、警官の弟が注意(暴力)すると、ボスへ謝れと弟に促し、ラジニも甘んじて罰せられる。前半にそんないつもと違い情けないラジニを映し、後半で過去の姿…黒社会のボスとして悪事を働くも、悪人から奪い、貧しい者に与え、悪人と戦うという、いつもの清く正しく美しく強いとは少し異なる姿を映すので展開が楽しい。音楽やミュージカルにターミネーターや007パロディ(パクリ?)があってちょっとドキッとした。バーフバリやきっとうまくいくからじわじわと燻っていたインド映画がRRRで一気に爆発して嬉しい。今はミュージカルの無い作品もあるけど、ミュージカルがインド映画たる所以だと思ってるから、こういったインド文化が垣間見える作品をもっと見れるようになったらいいと思う。

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